パツンパツン脚タイプは、大腿骨に対してふくらはぎの骨が後ろにズレているのが特徴で、膝をピンと後ろに突っ張るようにして立っています。
いわゆる「反張膝」と呼ばれる姿勢で、膝を伸ばし過ぎの状態で立っているため、膝を伸ばす筋肉である、前腿が常に緊張して張っているでしょう。
骨盤が膝よりも前に位置しているため、前に傾いた骨格のバランスを取るために、ふくらはぎの筋肉が緊張して、発達している場合もあります。
太ももとふくらはぎが緊張していることから、脚全体がパツンパツンに張っている印象に映るでしょう。
また、骨盤が前にずれていることから、骨盤と大腿骨を繋ぐ股関節の筋肉達(お尻・内転筋・腸腰筋など)は弱化しているます。
骨格間のズレが大きいため、軸を作るコアの筋肉(腹筋)も弱っているでしょう。
パツンパツン脚タイプを解消するためには、まず、張っている前腿やふくらはぎを筋膜リリースや体操で動かし、解しつつ、弱化している股関節の筋肉を全体的に鍛えると良いでしょう。
足首も硬い傾向が強いため、膝と足首を曲げ伸ばしするような運動も取り入れてみましょう。
*パツンパツン脚タイプの大まかな筋バランスを表示しています。(下半身のみ)
◆緊張・発達 (要解して運動) |
前腿(大腿直筋・外側広筋) ふくらはぎ |
◆弱化・弛緩 (要トレーニング) |
腹筋(コア筋・腹斜筋) 腸腰筋 内転筋 お尻(大殿筋・外旋六筋等) |
◆伸張・緊張 (要解し) |
横腿(大腿筋膜張筋) 裏腿(ハムストリングス) |
*姿勢によっては、ハムストリングスが短縮・硬化している場合もあります。
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▮レッグリフト・オンチェア(腸腰筋・内転筋)
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◆スタータースクワット(前腿ストレッチ・お尻)
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◆ヒップリフト(ふくらはぎの解し)
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